空き巣に狙われやすい一戸建てには、いっちゃ悪いですけど残念な特徴が多いです。
今回は空き巣に狙われやすい一戸建ての特徴についてご紹介します。
空き巣にも狙いやすい家と狙いにくい家がある
空き巣被害に遭ったことがない人にはピンとこないかもしれませんが、空き巣に狙われやすい家は実際に存在します。
その証拠に一度空き巣被害に遭ったのにその後の何も対策を講じていないと、二度目の被害に遭う家があるのです。
日本に数千万世帯ある中で、空き巣などの侵入窃盗は年間に46000件ほど発生していますので、確率にすれば数千分の1の確率で発生する侵入窃盗被害に2回遭うということは何か理由があるのでしょう。
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空き巣に狙われやすい一戸建ての特徴
では空き巣に狙われやすい家にはどのような特徴があるのでしょうか。今回のテーマである一戸建てで考えていきましょう。
家人が家を空けることが多い
空き巣被害の話ですから、「空き巣」になる時間が多い家では被害に遭う可能性が増えると理解できるでしょう。特に夫婦共働きで日中家を空けることが多い家では注意が必要です。
共働きの場合、生活パターンが把握されやすく、
- 何曜日に出かけるか
- 何時に出かけるか
- 何時頃帰宅するか
そのあたりは行動パターンを見張れば、すぐにバレてしまいます。
夫婦が共働きで仕事を辞めるわけにはいかないのであれば、留守が当たり前ものとして防犯対策が必要となります。
その場合は、留守中に何かあればすぐに警備員がかけつけてくれる、ホームセキュリティを導入するしかないですね。私の家も夫婦共働きですが、留守中も警備員が家を守ってくれるので本当に安心して出かけられます。
ポストに郵便物や新聞が溜まっている
これは留守を自分から宣言しているようなもので、空き巣がターゲットとなる家を探すとに良いヒントなってしまいます。
郵便物や新聞はこまめにチェックして、家の中に持って入りましょう。
隣近所との関係が希薄
少し前は「マンションは隣近所とのつながりがない」といってましたが、最近は一戸建ての住宅街でも同じことがいえます。挨拶くらいはしますが、隣近所と深く交流する家は少なくなりました。
住宅街がそのような状態だと、空き巣が下見をすることが十分可能となりますので、不審者がうろついていればすぐに分かるくらい周りとの関係の築きましょう。
インターホンにカメラがない
インターホンのカメラはこれから防犯を考えれば絶対不可欠です。
インターホンを鳴らされたときに不審者かどうか確認できるだけでなく、空き巣が家が留守か確認するために鳴らされる場合もあります。
1階の窓に面格子がない
一戸建ての場合、侵入窃盗犯が選ぶ侵入口のほとんどは窓です。ですから窓には特に注意を払う必要があります。
補助錠や防犯フィルムなどの防犯グッズでも効果はありますが、一番効果的なのは面格子を設置することです。
面格子を外すのに時間がかかるという意味もありますが、1階の各窓に面格子を設置している家は「防犯対策の意識が高い家」でもあります。
そのあたりは慎重派が多い空き巣は十分理解しています。
それは空き巣を寄せつけないという抑止効果の果たしますので一石二鳥です。
表通りから見通しが悪いドアや窓が多い
一戸建ては玄関ドアが設置されている場所は、どちらかといえば一通りが多い道路に面していることが多いです。
逆に勝手口や洗面所、浴室、トイレなどはその逆で、人気がない場所に設置されていることが多いです。
トイレや洗面所を人通りの多い場所に設置することは、、覗きなどの他の犯罪につながるので難しいです。
ただあまりにも家の裏側にドアや窓が多いことも、空き巣犯罪につながりやすいので注意が必要です。
高い壁で囲まれている
高い壁で囲まれていると、侵入しにくそうなので安全に感じるかもしれません。しかしひとまず侵入さえすれば、あとは誰にも見られずい作業ができます。
そういう意味では高い壁に囲まれている一戸建てが安全とはいえず、プライバシーを守る程度に目隠しがある植木がなどの方がいいでしょう。
ベランダの壁が高くて中が見えない
これはいま説明した壁が高い話と同じですね。
ベランダの壁が高ければ、ベランダに侵入してガラスを割ろうとしていても誰にも気づかれません。
騒音がうるさい地域
電車の線路の側や工場地帯など、騒音がうるさい地域の家も注意が必要です。その理由は一戸建てへの侵入の際に窓ガラスを割ったりする音が聞こえにくくなるからです。
まとめ
空き巣に狙われやすい一戸建ての特徴についてお伝えしました。
何度もいいますが、空き巣が狙う家には特徴があるので、上でお伝えした特徴に当てはまる場合は要注意です。
みなさんの家はいくつ当てはまりましたか?
当てはまるところは改善していきましょうね。