不審者撃退グッズさすまたの効果は?正しい使い方を試したみた

最近小学校などの公的施設でさすまたを見かけるようになりました。

不審者を取り押さえる道具であるさすまたですが、本当に不審者を取り押さえることできるのでしょうか。

さすまたとは?

さすまたの試した話をする前に、このページにこられた人はご存知だと思いますが、さすまたとはこんなやつです。

先がUの字のようになっている鉄の棒で、不審者をこの先の部分で壁や床に押し付けて取り押さえます。

これが学校などに配備されるようになったのは、2001年6月に大阪教育大学附属池田小学校に刃物を持った男が侵入し、児童や教師を殺傷した事件がきっかけでした。

小学校には警察が不審者対策としてさすまたの使い方などを指導している様子がニュースでときどき伝えられていますよね。

地域の暴漢や不審者対策としても使えるのではないかということで、実際にさすまたを借りてきて防犯係で試してみました。
 

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さすまたの威力や効果は?

結論から申し上げると、さすまたは正しく使わないと威力を発揮しません。そして正しい使い方をするには習得に時間がかかるだろうという結論になりました。

まず先ほど「不審者をこの先の部分で壁や床に押し付けて取り押さえます」と書いたのですが、これが難しいです。女性ひとりで男性を取り押さえるのは無理ですし、女性だとふたりがかりでも無理かもしれません。

特殊なさすまたを販売している「有限会社佐野機工」という会社がこんな動画を作っていました。


最初の方で紹介されていますが、さすまたで取り押さえようとすると、さすまたの先をもって体を入れ換えられます。

そもそも女性がさすまたを持って突進しても、大柄な男性なら逆に弾き返されてしまいます。さすまたで胴体を固定して一気に壁や床に押し付ける、なんてのは難しいと考えるべきでしょう。

あと女性がふたりがかりで取り押さえようとしている映像もありますが、うつ伏せで寝て首とお尻を押さえつけた状態からスタートしても、最終的には逃げられています。

ですから普通に考えるとさすまた1本で暴漢に立ち向かうのは難しいのかもしれません。

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さすまたの正しい使い方

ではさすまたはどう使えば効果的なのでしょうか。

さすまたで距離をとる

もし相手がナイフなどを所持している場合には、さすまたを前に突き出しておけば一定の距離をとれるのでナイフで刺されません。

もちろん距離をとれることが条件なので、懐に入ってくればこちらも回り込むなど対応が必要です。

突きには威力あり

さすまたを持って相手の胴体を固定して一気に壁に押し付けるというよりも、さすまたのUの部分で相手の喉を突く攻撃は有効です。

鉄の棒ですからね。喉を強く突けたら確実にダメージを与えられます。

できるだけふたり以上で対応する

先ほど女性はひとりでは取り押さえられないとお伝えしましたが、男性でも興奮している不審者や暴漢をひとりで取り押さえるのは難しい場合が多いです。

ですから必ずふたり以上、可能であれば3人以上でそれぞれがさすまたを持って対応するようにしましょう。

さすまたで狙うべきは胴体ではない

さすまたの使い方といえば胴体部分を取り押さえているイメージかもしれませんが、さすまたで狙うべきは胴体でありません。

ふたりで対応する場合には、取り囲んで膝の裏(膝カックンの原理)を狙って脚を崩したり、肩口を狙って腕の動きを止めたりすることを狙いましょう。

3人以上で対応できる場合には、胴体を含め、それぞれが違う場所を狙うことが大事です。

取り押さえた後は?

複数人でさすまたを使って不審者を取り押さえたとしましょう。

その後はさすまたではなく、直に体重をかけて乗っかったり、手を後ろに後ろに回して取り押さえるなどしましょう。

先ほどの動画のようにさすまたで取り押さえていると、意外と動ける余裕ができて、ずっと取り押さえておくことには向いていません。

まとめ

さすまたの使い方や効果についてお伝えしました。

適切に使えればさすまたにも効果があると思いますが、ただ設置するだけでは意味がありませんし、正しく使えるかどうか、また使い方を習熟できるかが鍵となりそうです。