ワンルームマンションにホームセキュリティなんて必要?!
いえいえ、ワンルームマンションこそ積極的にホームセキュリティを導入すべきなのです。
その理由とは?
ワンルームの防犯は簡単なようで難しい
下のイラストはよくあるワンルームの間取りです。
ワンルームマンションの防犯ポイントは主に二点。玄関ドアとベランダの掃き出し窓です。(実線の赤丸)多いのワンルームマンションではこのタイプです。
角部屋や少し広めのワンルームであればこれらに加えてリビングなどに防犯すべき窓が増えますし、廊下側に窓があればそこも防犯ポイントになります。(点線の赤丸)、
防犯に携わってきた人間から見ると、ワンルームの防犯はすごく簡単なんですよね。だって空き巣や強盗の侵入口となるドアと窓が少ないんですから。
たとえばこちらのイラストをご覧ください。
これは一戸建ての間取りですが、ドアと窓はいくつありますか?数えるのも嫌になるくらいありますよね。
ワンルームでは玄関ドアと掃き出し窓だけ守ればなんとかなると考えれば、防犯対策は非常にシンプルで済みます。
ただし、ワンルームマンションの防犯対策を難しくする要素も存在しています。
スポンサーリンクワンルームマンションの防犯を難しくする4つの要素
ではワンルームマンションの防犯を難しくするのはどのような要素なのでしょうか。
建物全体のセキュリティが低い
ワンルームの多くが賃貸だと思いますが、賃貸マンションの場合、分譲マンションほど建物全体のセキュリティは高くありません。
たとえば、マンションの入り口にオートロックが設置されているワンルームマンションは少ないですし、防犯カメラを設置しているワンルームマンションも少ないです。
もっと細かいことをいえば管理人さんもいないですよね。
もちろんオートロックがあったからといってすべての犯罪が防げるわけではありませんが、オートロックや防犯カメラはあった方がいいですし、管理人さんはいた方がいいです。
部屋の造りがちゃちい
これもワンルームの賃貸マンションではありがちですが、造りがちゃちいですよね。ここでいう造りとは玄関ドアや掃き出し窓を指しています。
たとえば最近の分譲マンションでは玄関ドアの鍵にセキュリティ性能が高い鍵が使われていますが、ワンルームマンションの鍵はまだまだ古いものが多いです。
これは掃き出し窓でも同様です。
自由にいじれない環境
ワンルームの賃貸マンションでは、退去時には借りた状態で返す義務があります。(原状回復)
ですから持ち家のようにあれこれ工事することができません。
特に釘を使うような工事は御法度であることが多いので、できる防犯対策が限られてきます。
隣人との関係が希薄
最近の防犯のキーワードは「個人」から「住人」に変わってきています。
一戸建てなら街ぐるみで、マンションならマンション全体で、いかに防犯対策を施していくかが鍵となります。
ワンルームマンションは管理組合があるわけではないですし、隣室や上下階の住人との関係がほとんどないことがほとんどです。
私も新婚当初に住んでいたマンションでは、隣室の人の家族構成を最後まで知りませんでした。
ワンルームでは自分の家は自分で守るのが原則のままです。
スポンサーリンクワンルームにこそホームセキュリティを!
そんなワンルームマンションの事情もあり、ワンルームマンションにこそホームセキュリティを導入すべきだと私は考えています。
特に女性の一人暮らしにはおすすめ です。
だって周りのワンルームマンションのほとんどはホームセキュリティを設置していないでしょうから、自分が設置することには大きなアドバンテージになりますよ。
「でもホームセキュリティって高いんでしょ?」と考えるかもしれませんが、ワンルームマンションであれば月額費用は3000円程度です。スマホの半額くらいなので、費用な問題はないと思います。
あと「ホームセキュリティも工事がいるんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんね。
ホームセキュリティではワンルームなど特殊な事情の家の工事も請け負っています。釘を使わずに防犯センサーを設置することができますので、そのあたりは大丈夫です。
ワンルームマンションにホームセキュリティを設置することは決して大げさではありません。
ワンルームマンションにこそ、ぜひホームセキュリティの導入を検討してみませんか。