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ホームセキュリティの弱点は?完璧にならない3つの死角に注意

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一戸建てでもマンションでも、家の防犯対策としてホームセキュリティを導入することは非常に有効であることは疑う余地がありません。ただしホームセキュリティも完璧なものではなく死角があり、意外な落とし穴が待っている可能性があります。

今回はそんなホームセキュリティの死角や落とし穴についてご紹介します。

目次

ホームセキュリティ導入が最高の防犯対策である理由

私は新築一戸建てを購入したときにホームセキュリティを導入しました。ホームセキュリティを導入するまでは「どこまで効果的なのだろうか」と半信半疑でしたが、いまはではホームセキュリティを導入して本当に良かったと思っています。

時々古い下町にある私の実家に帰って泊まることがあるのですが、ホームセキュリティがない家の2階で寝ることにすごく違和感と怖さがあります。小さい頃はそんなことは考えもせず、その家で暮らしていたはずなのに・・・。

私がそれだけホームセキュリティを推すにはいくつかの理由があります。

何かあったときの警報音

ホームセキュリティをセットしておけば、非常の際に大きな音を鳴らして知らせてくれます。泥棒や空き巣は大きな音を嫌がりますので、窓を開けてあの大きな音がなれば、よほどのことがない限り何も盗らずに逃げると思います。

緊急通報と対処員の駆けつけ

窓やドアが開いて警報が作動すれば、そのままホームセキュリティ会社に緊急通報され、こちらが電話しなくても緊急対処員が発進してくれます。しかも夜間なら警察にも連絡してくれます。

一度同僚とお酒を飲みにいって夜遅くに帰宅したとき、妻が私がいないことを忘れて玄関ドアの鍵と補助錠をつけて寝てしまったことがありました。

帰宅した私が鍵を開けて入ろうとすると、数cm開くものの補助錠で引っかかって玄関ドアを開けられません。しかも数cm開いたことにより警報が鳴ってしまったのですが、妻が熟睡して起きてこなかったため、緊急通報されてしまいました。

玄関前で途方に暮れる私。5分も経たないうちに緊急対処員が到着し、その数分後に警察も到着しましたが、酔っ払っていますし完全に不審者扱いされました。

身分証を提示して、状況を理解してもらいまいた。

このときは大変だったのですが、後から考えるとちゃんと緊急対処員が駆けつけてくれたことと、警察に連絡してくれていることが確認できたので、今後の安心を考えるとこの経験は無駄ではなかったと思います。

留守でも安心

共働き夫婦である私たちは日中家を空けます。もちろん鍵はかけて出かけますが、家を空けている間、何か被害に遭ってもどうすることもできません。

でもホームセキュリティと契約していれば、家が留守でも何かあれば駆けつけて対処してくれます。もし犯人が包丁を持っていたとしても、自分が戦うわけではありませんので安全です。

と、一番大きな3つの安心をご紹介しましたが、これ以外にもホームセキュリティのステッカーを貼ることで抑止効果になったり、普段の防犯意識が高まるなど、ホームセキュリティに入ることの効果はいろいろあります。

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ホームセキュリティの3つの死角

そんな便利なホームセキュリティですが、完璧かと聞かれればそうではありません。ホームセキュリティを導入していても、ある条件ではセキュリティが機能しないことがあるからです。

無締り(無施錠)

せっかくホームセキュリティを導入しても、玄関ドアや窓ガラスの鍵をかけずに外出していると全く意味がありません

一見すると「鍵をかけない人なんていないでしょう?」と思うかもしれませんが、一戸建てに侵入した窃盗犯の半数近くが無締りの家で起こっています。

ですからちょっとゴミを捨てにいくときでも、子供を幼稚園のバスが迎えくる場所まで送り迎えするときも、近くのスーパーにいくときでもすべての窓やドアの鍵を閉めましょう。

ホームセキュリティをセットしてない

これも意外と多いです。ホームセキュリティ会社に家を守ってもらおうと思えば、ホームセキュリティのコントロールパネルを警備状態にする必要があります

通常は専用のスティックやカードをコントロールパネルに当てるか、外出際からスマホでセキュリティ状態へとセットしますが、このセットを忘れるもしくはやっていない家も多いです。

私にしたら「せっかくホームセキュリティをやっているのにもったいない」と思うのですが、毎回でていくときにするのが面倒のようですね。近くにでかけるならほとんどやっていないというお母さんもいました。

センサーのない窓から侵入

ホームセキュリティの会社やプランにもよるのですが、窓やドアの開閉センサーは主要な窓、空き巣や泥棒が侵入しやすい窓しかつけないことが多いです。だいたいどの会社も、家庭用サービスの月額費用ならいくつまでセンサーを取り付けられるか決めています。

ですから基本は空き巣や泥棒が侵入したい窓やドア中心に設置します。逆に「ここから入ることは難しいだろう」「こんなところから侵入するくらいなら別の窓やドアを狙う」というところには設置しません。

たとえば2階で、はしごをかけないと届かないような場所にある小窓なんかにはセンサーはつけないことが多いです。ですからもしこのセンサーのない窓から侵入された場合には警報は鳴りません

まあこのへんは確率論になりますので、仕方がない部分もありますが。

念のために申し上げておくと、室内にも人感センサーがありますので、空き巣がこのセンサーに感知されれば緊急通報はされます。しかし押し入り強盗などにこのセンサーのない窓から侵入を許した場合、自分で気づいて緊急通報ボタンを押さないと緊急通報はされません。

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まとめ

私が考えるホームセキュリティ設置時の3つの死角をお伝えしました。

ホームセキュリティを設置していても、無締りやホームセキュリティを警戒状態にセットしていないと意味がありません。ホームセキュリティを設置することで安心するのも分かりますが、さらに防犯意識を高めることこそが真の防犯対策といえるでしょう。

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