ホームセキュリティを選ぶとき、どのホームセキュリティにすれば自分たちにとってベストなのか本当にわからないことが多いです。
どうすれば簡単にホームセキュリティを比較検討して決められるのでしょうか。
【要点整理】ホームセキュリティ比較の流れ
今回の話は長くなりますので、先に流れをまとめます。
スポンサーリンク
ホームセキュリティ比較が難しい本当の理由
まず最初にホームセキュリティを比較してもなぜか決められないのか、その理由をはっきりさせておきましょう。
ここでいう軸とはホームセキュリティのサービスの知識と考えてください。
たとえば、
- ホームセキュリティを設置するってどんな機器を利用することになるのか。
- 何かあったときに警備員はどこから何分くらいで駆けつけてくれるのか。
- ホームセキュリティを利用するにはどれくらいの費用がかかるのか。
などです。
ホームセキュリティを比較するのは車を選ぶのと似ています。
「車が欲しい!」と思ったときに、ミニバンも軽自動車もセダンも、いろんな種類の車のパンフレットを取り寄せて眺めても絶対決められないと思うんですよね。
ミニバンならミニバンに絞って、その中で良さげな車種をなんでもいいからまずはひとつ決めると比べやすくなります。
たとえば、なんとなくセレナがいいと思えばセレナのパンフレットをじっくり見ますよね。そうすれば気になるところが自ずと出てきます。
- 他のミニバンと比べて安全性はどうなんだろう?
- 同一車線自動運転技術って他のミニバンにはないのかなぁ?
- セレナの料金ってミニバンの中では高い方?それとも安い方?
- セレナはシートアレンジで7人乗りにも8人乗りにもなるのが便利だけど、他のミニバンはどうなってるんだろう?
- セレナの3列目のシートは前後にスライドできるからけっこう広くなるけど、他のミニバンの3列目の広さは?
などなど。私が最近ミニバンを探していたのでそれを例にしてみましたが、なんとなくイメージできるでしょうか。
こうやってまず軸になる知識があれば、他との比較はやりやすくなります。
ホームセキュリティの比較をするなら絶対セコムと比べるべき理由
あやママと同じように、突然セコム推しになることを疑問に思う人は多いかもしれませんね。
ではなぜセコムを軸に推すのか、それにはちゃんと理由があります。
セコムは日本で初めて家庭用のホームセキュリティサービスを開始しました。その歴史はすでに50年を超え、積み重ねられた経験やノウハウ他の追随を許しません。
それを裏付けるようにセコムの契約者数は業界1位を誇ります。しかもダントツの1位です。
セコムの発進拠点は全国に2600ヶ所以上あります。これももちろん業界では最多です。発進拠点が多いということは、全国をくまなくカバーすることでき、何かあったときにいち早く駆けつけることができることです。
以前は他のホームセキュリティと比べて高いイメージでしたが、2017年7月に新しいサービスを開始し、初期費用・月額費用ともにかなり安くなりました。
現在はいくつもの警備会社がホームセキュリティに参入していますが、セコムが一番であることは間違いないので、ホームセキュリティを比較するときにはセコムと比較することをおすすめしています。
セコムの資料はこちらから無料で請求することができます。
ここだけ確認すればOK!ホームセキュリティ比較で重要な2つのポイント
最初の方でも書きましたが、ホームセキュリティを決めきれない人によくある傾向として、比較ポイントを絞りきれないことが挙げられます。
これも車にたとえれば、エンジンの排気量や馬力だけでなく、ヘッドライトの種類やハンドルの材質から収納の数まで、比較ポイントを作りすぎてる状態と一緒です。
車を選ぶときを考えればわかりますが、最終的に「ここだけは譲れない!」ってポイントがいくつかありますよね?たとえばセレナでいえば同一車線自動運転技術は絶対欲しいとか、値段はいくらまでは許容できるとか。
ホームセキュリティでもそういうポイントを作ってしまえば、他のホームセキュリティと比較することは容易になります。
ホームセキュリティを比較するときに重要となる項目、すなわち違いがでる部分は以下の2つです。
料金
ホームセキュリティの料金体系は難しそうに思えますが、実は考えることはすごく少なく4つだけです。
- ホームセキュリティのプランはどうするか。
- 防犯機器をレンタルするか買い取るか。
- 何年利用するか。
- 解約金がかかるのか。
セコムを例にすると、セコムのプランには一戸建て向けのNEOとマンション・小規模戸建て向けのスマートNEOがあり料金プランはこうなっています。
NEO (一戸建て) |
機器レンタルパック | 機器買い取り | ||
初期費用 | 工事料 | 58000円 (税別) |
買い取り システム料金 |
375700円 (税別) |
保証金 | 20000円 (非課税・ 契約満了時返却) |
なし | ||
月額 | 7200円(税別) | 4600円 (税別) |
スマートNEO (マンション・ 集合住宅) |
機器レンタルパック | 機器買い取り | ||
初期 費用 |
工事料 | 43000円 (税別) |
買い取り システム料金 |
158100円 (税別) |
保証金 | 20000円 (非課税・ 契約満了時返却) |
なし | ||
月額 | 4500円 (税別) |
3100円 (税別) |
※買取システム料金は、設置機器の個数・建物構造・設置状況によって料金は異なります。
どこのホームセキュリティでもそうですが、家の規模が大きくなれば料金は高くなり、防犯機器をレンタルして利用すると買い取りよりも初期費用は安く抑えられますが月額費用が高くなります。
初期費用をなるべく抑えて始めたい人はレンタルプランがおすすめで、初期費用は少々高くなってもいいから月額費用を抑えたい人は買い取りプランはおすすめです。
セコムNEOの場合、12年以上利用すれば買い取りの方が安くなり、スマートNEOの場合、8年以上利用すれば買い取りの方が安くなります。
発進拠点からの距離
もし泥棒が入って非常ボタンを押したとき、警備員が何十分も来なかったら意味がないですよね。
警備に関する法律で「警備業法施行細則」というものがあります。この法律の第3条には次のように書かれています。
警備員、待機所及び車両その他の装備の配置は、基地局において盗難等の事故の発生に関する情報を受信した場合に、その受信の時から25分以内に当該現場に警備員を到着させることができるように行わなければならない。
つまり基本的には25分以内には警備員が到着するはずなんですけど、25分って結構長いですよね。もし警備会社の発進拠点が家の隣にあって1分で到着する方が絶対いいです。
何がいいたいかというと、もし自分が気に入ったホームセキュリティサービスがあっても、最寄りの発進拠点が他のホームセキュリティサービスの発進拠点よりも遠ければ、それはホームセキュリティを決める際の減点対象になるってことです。
警備会社の発進拠点を調べる方法は2つあります。
ひとつは警備会社の見積もりをとれば、発進拠点からの距離を示してくれます。
もうひとつは警備会社に電話して、おおよその時間を聞く方法です。ホームセキュリティの導入を検討してるけども、自分の家は発進拠点からどれくらい離れているか、電話で聞いてみてください。
この方法で答えてくれる場合もありますし、答えてくれない場合もあります。ただ警備会社もお客を逃してくないので、おおよその距離を教えてくれる場合があります。
※ただし料金と発進拠点からの距離も最終的には見積もりをとらないとわからないといわれる可能性もあります。
スポンサーリンクまとめ
長くなったので、最後にホームセキュリティ比較の流れをもう一度まとめておきます。
まず軸となる知識を身につけます。これにはセコムのサービスを基本にするのが一番ですので、兎にも角にもまずはセコムのパンフレットを取り寄せてみましょう。
次に気になるホームセキュリティサービスをピックアップして比較していきます。
アルソックはレスリングの伊調馨さんら有名スポーツ選手を使ったCMで一躍有名になり、現在業界第2位でセコムと双璧をなします。もちろん防犯能力にも折り紙付きで、女性向けの独自のサービスなども展開しています。
もしセコムと比較するならアルソックが第1候補となりますので、アルソックもぜひチェックしてみましょう。
>> アルソック
他社のパンフレットを取り寄せたら、料金と最寄りの発進拠点を徹底的に比較します。料金についてはさきほどお伝えした、
- ホームセキュリティのプランはどうするか。
- 防犯機器をレンタルするか買い取るか。
- 何年利用するか。
- 解約金がかかるのか。
この4点について比較してみてください。
甲乙つけがたい場合には2社の正式な見積もりをとってさらに深く比較検討しますが、アルソックがいまいち合わなければ地元でサービスを展開している警備会社のパンフレットを取り寄せて同じようにセコムと比較していきます。
要はセコム対アルソックでアルソックがいまいちならセコム対◯◯、それでもダメならセコム対△△って感じでどんどん比較していくってことです。
もちろんセコムよりアルソックの方がいいと思えば、アルソック対◯◯、アルソック対△△という比較にしていってください。
最終的には甲乙つけがたい2社に絞るのですが、そのときセコムやアルソック、それから他社でもダメ元で値引きができないか聞いてみるといいでしょう。相見積もりをとっているときは、どちらかが値引きしてくることもあるようです。
相見積もりの結果で、納得できた方が選択しましょう。
以上、ホームセキュリティの比較についてでした。