今回はホームセキュリティを試してみたい人のために、1週間から設置可能なホームセキュリティについてご紹介します。
「ホームセキュリティを使ってみたい。でも高いし、本当に安全で効果があるかわからないので、とりあえず試してみたい」と思っていませんか?
値段を考えると「とりあえずつけてみよう」と気軽に決められるものじゃないので、まずは一回体験してみたいという人は多いです。
もしホームセキュリティを本格的に導入する前に一度体験してみたいなら、セントラル警備保障(CSP)の「留守宅ガード」をおすすめします。
「セントラル警備保障?セコムとかALSOKじゃないの?」という人のために、留守宅ガードのメリットとデメリットをすべて解説します。
すごくいいと思う点もありますが、いまいちな点もありますので、それを踏まえた上で試してみるか検討してください。
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この記事の目次
ホームセキュリティをお試しで無料体験はできない
この記事を読まれている人は、ホームセキュリティがどんなものか一度試してみたい人だと思いますが、ホームセキュリティのおためしはないんですよね。
たとえば「セコム お試し」「ALSOK お試し」と調べても、あなたが求めている情報は出てこないはずです。
なぜ大手警備会社のホームセキュリティのお試しがないのか。
それは設置する機器が高く工事が大変な上、サービスも無料で提供できるようなものではないからです。
ですから、セコムやALSOKを短期間だけ試すことはできません。
創業は昭和41年ですから、50年以上の歴史と経験があるので安心して家のことをおまかせできます。
スポンサードリンクセントラル警備保障の留守宅ガードとは?
セントラル警備保障のホームページを見ると、留守宅ガードは次のようなサービスだと書かれています。
- ホームセキュリティが短期間(1週間)から気軽にできます。
- 侵入者を検知するセンサーを家の中に設置します。
- 壁にキズをつけない据え置き式のセンサーを使用。大掛かりな工事は不要です。
- 留守宅管理サービスや不定時巡回サービスなどのオプションサービスもご用意しています。
引用)セントラル警備保障 留守宅ガード「サービス内容」
いろいろ書かれていますが、私が考える留守宅ガードのメリットとデメリットは以下の通りです。
セントラル警備保障の留守宅ガードのメリット
まずはメリットです。
短期間でも利用可能な唯一のホームセキュリティサービス
最大のメリットはこれ。
短期間利用してみたい人にとっては、留守宅ガード以外の選択肢がありません。
しかもよくわからない警備会社ではなく、業界3位のセントラル警備保障が提供していますから安心感もありますね。
機器設置に大がかなり工事が不要
通常ホームセキュリティを導入すると、機器を設置したり、配線を通したりするのに大がかり工事が必要です。
でも留守宅ガードでは据え置き式のセンサーを使用します。つまり壁に穴を開けたり、釘を打ち込んだりする必要がないので、簡単に機器を設置することが可能です。
ワイヤレス空間センサー3つはかなり多い
留守宅ガードでは標準で以下の機器がレンタルできます。

引用)セントラル警備保障 留守宅ガード「サービス内容」
ホームコントローラーとリモコン、そしてワイヤレス空間センサーが3つです。
使ったことがないと想像しにくいかもしれませんが、空間センサーが3つも利用できるのはかなり安心です。
何かあったときには警備員が来てくれる
ホームセキュリティのキモである警備員の駆けつけサービスがもちろんついています。
これで留守宅でなにかあっても安心ですよね。
オプションサービスを追加できる
あと細かいことですが、留守宅ガードにはオプションサービスがふたつあります。
- 留守宅管理サービス:留守中の自宅の管理や清掃、郵便物の取り込み、草木の水やり
- 不定時巡回サービス:留守中に自宅周辺を巡回する。
留守中にいくらホームセキュリティを導入しても、留守と見抜かれるのはやはり危険です。
それを補うためにオプションサービスを利用するのもいいでしょう。
セントラル警備保障の留守宅ガードのデメリット
次にデメリットです。
普通のホームセキュリティより留守宅ガードの料金は割高
留守宅ガードは通常のホームセキュリティの月額料金に比べるとかなり割高です。

引用)セントラル警備保障 留守宅ガード「サービス内容」
これを見ると、1週間で21,276円(税込)、1ヶ月では28,944円(税込)となっています。
参考までに、セコムを機器レンタルプランで利用すると、一戸建てでおおよそ7,000円ちょっとなので、留守宅ガードの料金はおおよそ4倍です。(※空間センサーなどの機器を追加するとさらに追加料金が必要になります。)
鍵を預けないとサービスは受けられない
ホームセキュリティを導入するときに少し気になるのが、自宅の鍵を預けること。
いくら警備会社とはいえ、知らない人に自分の家の鍵を渡すのは気持ちがいいことではありません。
でも何かあったときに警備員が駆けつけて、家を確認してもらうので、鍵は絶対に預ける必要があります。
鍵は預けたくないという人はサービスは受けられません。
サービス提供エリアが限られている
セントラル警備保障は業界3位の大手ですが、留守宅ガードは限定した地域でのみ提供しているサービスです。
「留守宅ガード」の提供エリア…北海道、宮城、福島、東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、静岡、愛知、大阪、兵庫、京都、滋賀、岡山、広島、福岡
引用)セントラル警備保障 留守宅ガード「サービス内容」
これ以外の都道府県に住んでいる人はサービスを受けられません。
ドアや窓の開閉センサーがないのはマイナス
留守宅ガードでは防犯機器として空間センサーが3つ利用できるとさきほどお伝えしました。
でもよく考えてください。
空間センサーが反応するということは、すでに室内への侵入を許しています。
セコムやALSOKのホームセキュリティでは、泥棒の侵入口となるドアや窓に、開閉に反応する侵入センサーが取り付けてあるので、ここで大きな音が鳴れば侵入を諦めてくれます。
でも留守宅ガードではドアや窓に開閉センサーがないので、侵入を未然に防ぐことはできません。
防犯ステッカーがないので抑止効果が働かない
犯罪を未然に防ぐという意味で一番痛いのがこれ。
留守宅ガードでは警備会社のステッカーを貼れません。
セコムとかALSOKを導入している家でよく見かけるこんなやつです。
これがあると「あの家はホームセキュリティをやってるんだな」と侵入窃盗犯に認識してもらえるので、犯罪に抑止力が働きます。
犯行を未然に防げれば、窓を割られることもありませんし、鍵を壊されることもありません。
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どんな人に留守宅ガードはおすすめ?
メリットとデメリットがわかったところで、どんな人に留守宅ガードはおすすめなのでしょうか。
とりあえずホームセキュリティを体験してみたい人
とりあえずホームセキュリティの効果や安心感を実感してみたい人には本当におすすめです。
何度もいいますが、大手警備会社が提供しているサービスで、短期間利用できるサービスは留守宅ガードしかありません。
ですから、「いきなりホームセキュリティを導入するのもなんか嫌だなぁ」「一回試してから決めたいなぁ」という人はぜひ留守宅ガードを使ってみてください。
ただし開閉センサーがなかったり、非常ボタンがないなど、通常のホームセキュリティに比べると安全性は落ちると考えた方がいいでしょう。
「ちゃんと安全を守ってほしい」という人は留守宅ガードには向いていません。
あくまで「短期間・とりあえず」という感じです。
旅行中の安全を守りたい人
GWやお盆、年末年始を海外ですごす人が増えていますが、長期間家を留守にするのが心配ですよね。
そんなとき、短期間でも使えるサービスとして作られたのが留守宅ガードです。
普段はホームセキュリティなんていらないけど、旅行で長期なん家を空けるときだけ使いたい人には超おすすめです。
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まとめ
ホームセキュリティをお試し感覚え使える留守宅ガードについて詳しくお伝えしてきました。
長くなったので最後にまとめます。
- 短期間だけホームセキュリティを使いたい人には留守宅ガードがおすすめ。
- 留守宅ガードは便利な反面、通常のホームセキュリティの防犯能力には劣る。
- 留守宅ガードはあくまで短期間・とりあえずで利用するホームセキュリティ。
留守宅ガードはおためしで利用するなら問題ありませんが、本格的に家に導入するならセコムやALSOKの防犯能力には劣るので、ホームセキュリティの本当の安全や安心を得ることはできません。
ですから、もし「やっぱりそんな中途半端なやつじゃなくて、お金を出しても安全な方がいい」というのであれば、セコムかALSOKのホームセキュリティを検討してください。
セコムやALSOKのサービスがわからない人は資料請求するとかなり詳しく書かれています。ホームページには載っていない情報も書かれていますので、一度取り寄せてみてください。