最近テレビや雑誌でよく取り上げられている次世代型スマートセキュリティSecual(セキュアル)をご存知ですか?
こちらの記事にお越しのあなたは「Secualについて知りたい」と思いますが、検索してもあまり詳しい情報がないんですよね。
そこで今回はSecualについて徹底的に深掘りしてみたいと思います。
Secualについて詳しく知りたい人も、あやママのように全くSecualを知らない人も、読めばわかるようにやさしく解説します。
Secualのメリットとデメリットもいろいろあるので、それを踏まえた上でどんな人がSecualを利用するべきなのかお伝えします
ぜひ最後までお読みください。
Secualとは次世代型のホームセキュリティ
見出し通りなのですが、Secualとは次世代型ホームセキュリティです。
SecualのホームセキュリティはGatewayとSensorのふたつの機器を用いて行われます。
Gateway・Sensorとは?
- Gateway(ゲートウェイ):Sensorの働きを統括する。セコムやアルソックのホームセキュリティでいうコントローラーにあたる。
- Sensor(センサー):その名の通り窓やドアに取り付けるセンサー。加速度(動き)を検知。
Secualホームセキュリティの仕組み
ホームセキュリティの警戒状態のON・OFFはスマホのアプリで可能なので、うっかりセットし忘れて外出しても問題ありません。
またAmazon Echoに話しかけてもON・OFFできます。
Secualのメリットはずばり費用にあり!
ではSecualのメリットはどんなところなのでしょうか。
Secualは月980円~で利用できる
Secualの料金システムは以下のようになっています。
Secualの料金プラン(すべて税別)
- 初期費用:Gateway1台5500円、Sensor1台3500円×必要分例:Gateway1台とSensor3台で利用を開始なら16000円
- 月額使用料(アプリの月額料金):Gateway1台あたり980円。Gateway1台あたりには10台までSensorが利用できるので、大豪邸でない限りは基本的には1台でOK。
セコムやアルソックのホームセキュリティの場合、初期費用は安くても5~6万円、月額使用料は3100円~となっています。
そう考えると、Secualは初期費用・月額使用料ともに格安です。
Secualは設置が簡単
SecualのSensorは裏面の粘着テープで窓やドアに貼り付けることが可能です。
大手のホームセキュリティの場合、大規模な工事が必要になるのでどうしても工事費が高くなりますが、Secualなら工事の心配がありません。
またホームセキュリティが設置できなかった賃貸マンションでも、退去時に粘着テープさえきれいはがせば設置可能です。
Secualには最低利用期間はない
大手ホームセキュリティを機器レンタルプランで利用すると、最低利用期間が設定されています。(たいていは5年間)
最低利用期間内に解約すると、残っている期間に応じて違約金が発生します。
Secualには最低利用期間はありません。
1ヶ月して嫌なら辞めることも可能です。
ただし、アプリ使用料金は月額課金のため、月の途中で解約しても当該月料金は返金されません。そこだけ注意が必要です。
スポンサーリンクSecualの最大のデメリットは警備員の駆けつけがないこと
ここまではSecualのメリットをお伝えしてきたのですが、いいことばかりではなく当然デメリットもあります。
Secualには警備員駆けつけサービスがない
最大のデメリットは警備員の駆けつけサービスがないこと。
これが大手ホームセキュリティとの最大の違いです。
たとえば、セコムやアルソックのホームセキュリティでは、家の中に侵入された時点で警報が鳴って、その情報が警備会社に伝えられます。
警備会社は警察に通報してから現場に急行します。
Secualであればスマホに届いた情報を元に、警察に通報して状況を説明しないといけません。
しかも、仕事中などスマホが見れないときには対応できませんよね。
- 大手警備会社は料金が高い分、サービスが手厚い。
- Secualは手軽に利用できる分、必要最低限のサービス。
もし「警備員の出動までのサービスは必要ない」「料金が高いのはちょっと・・」というのであれば、Secualはおすすめです。
SecualのSensorは引き違い窓なら2台必要になる
引き違い窓ってわかりますか?
こういうやつですね。
一戸建てでいうとリビング、マンションであればベランダにでるところにある大きな窓のほとんどが引き違い窓です。
SecualのSensorは加速度に反応するため、動く窓にはすべて設置する必要があります。
ですから引き違い窓であれば左右の窓が動くので、Sensorはふたつ必要になります。
Secualには空間センサーがない
Secualのホームセキュリティには空間センサー(人感センサー)がなくて、窓やドアに設置するセンサーのみです。
一方、大手ホームセキュリティでは自宅内の侵入者を検知する空間センサーがあります。
セコムやアルソックで初期費用を抑えるようとすると、侵入される可能性が高い窓やドアにだけ開閉センサーを設置します。
そしてリビングや廊下、階段など、侵入者が通りそうな場所に空間センサーを設置します。
ですから、2階の「どうやってもここから侵入できない」という窓には開閉センサーを設置せず、もし侵入されたときには空間センサーの出番となります。
Secualでは空間センサーがないので、家中の警備をしようとすると、すべての窓やドアにSensorを設置しないといけません。
一戸建てだとかなりの数となり、初期費用が高くなってしまいます。
さらに設置するSensorが10台を超えると、Gatewayを追加しないといけいなので、初期費用と月額使用料も高くなってしまいます。
Secualの設置は自分で行う
Secualは大手ホームセキュリティと違い、機器の設置、アカウント登録、初期設定を自分でする必要があります。
結論から申し上げると、Secualのアカウント登録や初期設定は簡単です。
- 家のWi-Fiの設定は自分でやった。
- スマホでGmailのアカウント設定をしたことがある。
これくらい自分でしたことがある人なら大丈夫。
逆に「Wi-Fi?なにそれ?」「スマホの設定は子供に任せっきり」という人は戸惑うかもしれませんね。
基本的にはユーザーガイドにすべて書かれているので、そのとおりやればいいですが、QRコードの読み取りなどスマホに不慣れな人には少々難しい操作もあります。
Secualではセキュリティステッカーが別売り
これがちょっと残念なんですけど、Secualを契約しても防犯ステッカー(シール)はついていません。
Secualのステッカーは購入する必要があります。
Secualのステッカーはこういうやつです。
めちゃくちゃ高いわけではないので気にならない人もいるのでしょうが、セコムやアルソックであれば必要分もらえるのでちょっと残念です。
Secualの支払いはクレジットカードのみ
Secualの月額使用料は、Secualアプリの月額料金です。
この料金はクレジットカードのみ対応で、銀行引き落としはありません。
ですから、クレジットカードを持っていないとSecualは利用できないのでご注意ください。
スポンサーリンクSecualは手軽にホームセキュリティを導入したい人におすすめ
Secualはどんな人におすすめか、逆にどんな人にはおすすめじゃないのか、最初に結論をお伝えします。
ホームセキュリティを気軽に利用したい人
大手ホームセキュリティを利用するとなると、初期費用や月額料金が高いですし、家の工事が必要になるので気軽に利用することはできません。
その点SecualはSensorを両面テープで貼り付けて、アカウントの登録とアプリの設定をすれば利用できます。
料金も安いので、「警備員の駆けつけまではいらない」「簡単なホームセキュリティが欲しい」という人には、手軽に導入できるSecualはぴったりです。
窓が少ないマンションに住んでいる人
一人暮らしのワンルームやファミリータイプなど、窓が少ないマンションにはSecualのメリットが生かせます。
特に賃貸でホームセキュリティが利用できなかった人や、女性の一人暮らしにはおすすめ。
分譲マンションでも、Sensorを設置する窓を限定すれば初期費用を抑えられますのでいいですよ。
本格的なホームセキュリティを求める人には不向き
逆に空間センサーや警備員の駆けつけなど、本格的なホームセキュリティを求める人にはSecualは不向きです。
そんな人は、セコムやアルソックを選択してがっつり安全を確保するか、手軽に始めたいなら自分で防犯センサーをAmazonなどで探すのがおすすめ。
気になる人は公式ページを覗いてみてください。
>> セコム
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