マンションの角部屋の防犯はどこに注意すればいのでしょうか。
今回はマンションの角部屋の防犯についてご紹介します。
マンションの角部屋は人気
賃貸でも分譲でもマンションに住んだことがある人なら、マンションの角部屋は人気ですよね。
なぜ角部屋が人気かというと、その理由は3つあります。
陽当たりが良くなる
マンションの窓はベランダの窓と通路側の窓が基本です。ワンルームマンションでは通路側の窓はなく、ベランダの窓しかないところも多いです。
それが角部屋になると窓が増えます。
窓が増えるということは、それだけ陽当りがよくなるので部屋が明るくなりますし、冬場なら暖房は少なくて済みます。(夏は暑いですが・・・)
採風しやすくなる
陽当りと同じですが、窓が多くなると風をいろいろな方向から採り入れることができます。
風はひとつの窓を開けたから入ってくるわけではなく、入ってくるところと出ていくところを作ってあげるので通りやすくなります。
そういう意味では窓がひとつでも増えると採風には有利になります。
隣家の騒音が半減
マンションの普通の部屋では両側に隣の部屋がありますが、角部屋では片側でしか部屋と接しません。騒音のトラブルが起きる可能性が半減するので、静かに過ごせる可能性が増えます。
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マンションの角部屋の防犯対策は?
ではマンションの角部屋の防犯対策ではどのようなことに注意すべきでしょうか。ポイントはやはり窓の数にあります。
先ほどから何度かお伝えしていますが、マンションの角部屋と他の部屋の違いは窓の数が増えることです。ですからその窓をどう守るかがマンションの角部屋の防犯対策のポイントとなります。
角部屋で増えた窓の防犯対策は、他の窓の防犯対策とやることは同じです。
- 窓のサッシに補助錠をつけて鍵を増やす
- 天気が良くても開けっ放しにせず、補助錠の隙間のみ開くようにする
- 窓ガラスに防犯フィルムを貼り付けて、窓ガラスの強度を上げる(窓ガラス破り対策)
- 窓が開けられたときには防犯ブザーが鳴るようにする
- ゴミ捨てや近所への買い物など、少しの間出かけるときでも必ず施錠する
などですが、これは玄関ドアやベランダの掃き出し窓でやることと同じですね。
ただ4階以上の部屋(最上階を除く)であれば、ベランダや通路側以外の窓(角部屋で増えた窓)から侵入されることはほとんどないでしょう。4階以上ならはしごをかけることは難しいですし、雨どいを伝って登ってくるのも難しいので。
ただし最上階では屋上からロープを垂らして下りてくる犯行の可能性は頭に入れておきましょう。
マンションの角部屋だからといってやるべき防犯対策は変わりませんが、ポイントは増えた窓をどう守るか、そこだけは注意しましょう。