セコムのシールは貼る場所によっては空き巣への抑止効果はあるのでしょうか。
今回はセコムのシールの効果について考えてみたいと思います。
セコムのシールは貴重品
みなさんはセコムのシールを見たことがありますか?こんなやつですね。
「Security by SECOM」と大きく書かれていますのですごく目立ちます。
このセコムのシールはセコムのホームセキュリティを設置している人にだけ配られる貴重な品です。ネットや通販で絶対購入することはできません。そのあたりは以前こちらのブログで書いていますので、詳しく知りたい人は先にそちらをご覧ください。
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セコムのシールはすごく目立つと書いたのですが、実は目立つ位置にわざと貼られています。その理由は空き巣や泥棒の抑止力として働くからです。
自分が空き巣や泥棒の気持ちになって考えてみましょう。どの家に侵入しようか下見をしているときにいくつか目ぼしい家を2軒見つけたとしましょう。この2軒は同じ構造でどちらも侵入が可能だと推測してふと見上げました。
片方の家にはセコムのシールが貼られていて、もう片方の家には貼られていません。もしあなたが空き巣や泥棒ならどちらの家を狙うでしょうか?まあ聞くまでもなくセコムのシールが貼られていない家ですよね。
セコムのホームセキュリティを設置している家にもセキュリティレベルにはいろいろあるのでしょうが、窓の侵入センサーと室内の人感センサーは設置されているでしょうから、侵入すれば警報ブザーが鳴って緊急対処員が駆けつけます。
そんなリスクを犯してまで侵入するなら、ホームセキュリティが設置されていない家を選びます。そういう意味ではセコムのシールには空き巣や泥棒の侵入窃盗から守る効果があります。
あと小さいことかもしれませんが、もし何も盗られなくても、窓を割れたり鍵を壊されたりするだけでも修理費用がかかりますから、未然に防ぐのが一番いいですね。
セコムのシールを貼る枚数は?
セコムのホームセキュリティを設置していれば、希望する枚数分シールはもらえます。ですから10枚でも20枚でもシールを貼ることは可能です。
ただしあまりベタベタシールを貼ると外観が損なわれてしまう可能性があるので、デザイン性の高い住宅では効果的な場所に数枚貼っている場合が多いです。
セコムのシールを貼る場所は?
では空き巣や泥棒をその気にさせないために、セコムのシールが目に入るようにするにはどこに貼ればいいのでしょうか。
インターホンの横
これは鉄板ですね。インターホン(チャイム)は訪問者が真っ先に訪れる場所、すなわち通り沿いであったり、正面であったり、とにかく目立つ位置にあります。
そこにシールを貼っておけば確実に視界に入るでしょう。
通り沿いや目立つ位置にある窓
これも多いのではないでしょうか。空き巣や泥棒などの侵入窃盗犯の半数以上は窓から侵入を試みます。ですから、「うちの窓にはセンサーがあるよ」とメッセージを送ることで侵入を未然に防げます。
逆に家の裏側など人気のない窓に貼っていても、空き巣や泥棒が下見をしているときに目に入る可能性が低いので、貼る枚数を減らしたいのであればもっとり効果的な場所に貼りましょう。
玄関ドアの隅
インターホンと同じく目立つ位置にあることが多いので、玄関ドアの上の隅に貼っておくのもおすすめです。逆に勝手口は先ほどの窓の例と同じように、目立たない位置にあることが多いのであまりすすめません。
すべてのドアや窓、シャッター
「外観よりも防犯が大事だろ!」という人は、すべてのドアや窓、シャッターにシールを貼ってください。これだと必ずどこかのシールは空き巣や泥棒に見てもらえます。
あとセコムシールがたくさん貼っている家は、防犯対策していることをアピールできますし、シールを貼っている窓やドアからの侵入はいくら空き巣や泥棒でもやりたくないものです。
もしあなたが外観を気にしないのであれば、すべてのドアや窓にシールを貼ることをおすすめします。
まだセコムのホームセキュリティを導入していない人はこの機会に設置を検討してみはいかがでしょうか。