年末年始は空き巣の被害が増えます。
そこで今回は年末年始の空き巣対策としてやるべきことをご紹介します。
年末年始は空き巣が活発に動く
もうすぐお正月ですね。年末年始を海外で過ごす人、田舎に帰省してゆっくり過ごす人、家族で初詣に出かける人など、いろいろ楽しみな予定が多いと思います。
でもちょっと待ってください!
人がたくさん動く時期は空き巣が仕事をする時期でもあります。なぜなら空き巣はその名の通り「空いている巣(家)」を狙うからです。
また年末年始は何かとお金が必要ですが、銀行やATMが動いている時間が限られるので、家にはいつもより多くお金が置かれていることも予想されます。
そういう隙を空き巣は逃してくれません。
ですから浮かれ気分はそこそこに、家を空ける機会がある人は何らかの対策を立てるべきです。
スポンサーリンク年末年始の空き巣対策としてやるべきこと
では具体的にどのような対策を立てるべきでしょうか。
新聞を止める
郵便ポストに新聞がたくさん突き刺さっていると、長期間留守をしていることは明らかです。ですから海外旅行や帰省で長期間家を空ける人は、家を空ける期間新聞を止めるようにしましょう。
新聞を止めるには新聞配達所に「◯日から△日まで新聞を止めてください」と電話すればOKです。その際、「旅行にいきますので」とか「帰省するので」と理由は伝えなくてもいいですよ。
郵便物を止める
新聞と同じように郵便物がたくさん溜まっていると、これも長期間留守をしているサインになります。年始には年賀状が大量に届くはずなので、そのまま放置しておくのは考えものです。
郵便物を止めるには所轄の郵便局に不在届を提出すればOKです。提出の際には運転免許証、健康保険証など本人確認ができるものが必要です。最長で30日間止めることができます。
不在にすることを言いふらさない
海外旅行にいくならご近所に「今年は年末から年始にかけてハワイに10日ほど行ってきます」と言いたくなるものですが、その気持ちをぐっと抑えて言いふらさないようにしましょう。
空き巣の犯人はご近所さんであるケースもあり、「この日は家にいません」と宣言すれば自分の家を危険にさらすようなものです。
家族やよほど親しい人ならいいのでしょうが、あまり広い範囲に不在する期間を伝えないようにしましょう。
家族が近くに住んでいるなら時々来てもらう
もしご家族が近くにお住まいであれば、部屋の換気や草木の水やりのために時々家を覗いてもらうのは効果的です。
たとえば長期間家を空けているのでターゲットにしようとしていた家で、急に窓が開いて換気していたり、草木に水をやった痕跡があれば空き巣にはアピールできるはずです。
タイマー付きの灯りを設置する
いくら留守ではないように見せかけようとしても、ずっとカーテンが閉まっていたり、夜間に全く灯りが点かないのはおかしいです。
そこでセットしてた時間になると灯りが点いて、一定時間後に消えるタイマー付きの蛍光灯(電球)をリビングに設置しましょう。そうすれば人がいるかのように装うことができます。
防犯意識を高める
空き巣の侵入の原因となるのは窓やドアの無締り(無施錠)が約半数を占めます。ですから、しっかり窓やドアに鍵をかけていれば、半数近くの空き巣被害は防げている可能性があります。
ですから長期間旅行に行くときも、初詣で少し家を空けるときにも、全ての窓やドアの施錠をもう一度確認するようにしましょう。窓に補助錠がついている場合は、補助錠も合わせてセットするようにしましょう。
以上が年末年始の空き巣対策としてやるべきことです。