マンションのバルコニーの防犯には重要なポイントがあります。
今回はマンションのバルコニーの防犯についてご紹介します。
バルコニー付きのマンションが増えている
最近バルコニー付きのマンションが増えていますね。正しく「マンションでバルコニー付きの部屋」と書くべきでしょうか。
先に少しだけバルコニーとベランダの違いを説明しておくと、「バルコニー:屋根がない」「ベランダ:屋根がある」です。細かい違いはいろいろあるようですが、ここでは屋根があるかないかとだけ覚えてください。
そして日本のマンションのバルコニーといえば、最上階にあるルーフバルコニー(別名ルーフテラス、ルーフガーデン)と、1階の庭のようなバルコニーがあります。
今回の最上階と1階のバルコニーの防犯についてそれぞれお伝えしていきます。
スポンサーリンクバルコニーの防犯の基本
ルーフバルコニーにしろ、1階のバルコニーにしろ、侵入口となるのは掃き出し窓(バルコニーに面している人が出入りできる大きな窓)だけです。
そしてバルコニーの防犯で考えるべきことは
- 掃き出し窓への経路をどう防犯するか
- 掃き出し窓の防犯対策
のふたつです。
ですからルーフバルコニー、1階のバルコニーについてもこれらを考えればいいのです。
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ルーフバルコニーの防犯
まずルーフバルコニーの防犯ですが、こちらはやることは至ってシンプルです。
ルーフバルコニーは最上階なので下から雨樋などを伝って登ってくることは難しいです。ですからルーフバルコニーに侵入する経路としては屋上から下りてくる方法が中心となります。
賃貸マンションでも分譲マンションでも、マンションの屋上は立入禁止になっている場合が多いと思いますので、そう考えると屋上に行く方法がシャットダウンされていれば防犯できます。
一方、マンションの屋上が立入禁止でない場合や、管理人など鍵を持っている人がいる場合は屋上からの侵入が十分に考えられます。この屋上からの侵入を防ぐのはなかなか難しいです。
もし屋上に誰かが立ち入れるような状態であれば、掃き出し窓の防犯対策に力を入れる方がいいでしょう。
掃き出し窓にはシャッターをつけましょう。これは基本ですね。あと窓ガラスには補助錠と、開いたときに鳴る防犯ブザーも取り付けましょう。
昼は掃き出し窓を開けっ放しにしないことが基本です。これは1階のバルコニーと一緒です。換気するのであれば人が入れない程度、補助錠を使って窓を開けるようにしましょう。
あと誰かが近づいたら光る人感センサーライトを取り付けましょう。夜間であればバルコニーが明るくなるのですぐに分かります。
スポンサーリンク1階のバルコニーの防犯
1階バルコニーの場合は、ルーフバルコニーの防犯より少しややこしいです。なぜなら1階のバルコニーに侵入するのは簡単だからです。
ですから窓付近までは侵入されることを前提とした防犯が必要なのです。
1階の部屋の窓の防犯はルーフバルコニーのときと基本は一緒です。
- 掃き出し窓のシャッター
- 窓ガラスには補助錠
- 開いたときに鳴る防犯ブザー
は取り付けましょう。
日中の換気はルーフバルコニー以上に注意が必要です。開けっ放しにしないことを基本とし、換気するのであれば人が入れない程度、補助錠を使って窓を開けるようにしましょう。あと人感センサーライトも必要でしょう。