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空き巣は隣人が犯人である可能性ってあるの?

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空き巣被害に遭ったとき、まさか隣人が犯人なんてことはありえるのでしょうか?

今回は空き巣の犯人が隣人である可能性とその理由について解説します。

目次

空き巣は隣人が犯人だった!

結婚した当初、新婚世帯向けのマンションに住んでいました。

ある日仕事から帰宅するとパトカーが何台もマンションの下に止まっています。

「何かあったんだな」とすぐに分かり、近くにいた警官にマンションの住人であることを告げて事情を聞きました。

なんでもマンションの1室に空き巣が入ったようなのですが、その犯人は犯行に遭った部屋の隣人でした。自分の部屋の隣の部屋へはベランダを伝って移動し、ベランダの窓から侵入したそうです。

幸い私の階ではありませんでしたが、マンションなんて隣人がどんな人かもあまり知りませんが、まさか自分の隣人が犯行に及ぶなんてそのときには思いもしませんでした。

でも防犯に興味をもっていろいろ調べだすと、

「隣人が空き巣犯になる可能性は実は高いんじゃないか」

そう思えてきたのです。

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隣人が空き巣に入りやすい理由

ではなぜ隣人は空き巣の犯行をしやすいのでしょうか。

隣なのでつながっている

先ほどご紹介したように、マンションでいえばベランダで必ずつながっていますので、隣のベランダに移動するのは簡単です。一戸建てでも壁や塀はあるかもしれませんが、敷地内に侵入するのはそれほど難しくないでしょう。

隣人は立地的に隣の家の敷地内に入るにはそれほど苦労しません。特にマンションの場合はベランダにさえ入ってしまえば、後は外から見られることもなく好き放題できますので、これほど楽な作業はありません。

家族の生活パターンを知られている

隣人ならその家の生活パターンを熟知している可能性があります。

  • 旦那さんは何曜日が休みで、仕事の日は◯時くらいに出かけて△時くらいに帰宅する。
  • 奥さんは買い物に毎朝でかけてだいたい1時間くらいで帰宅する。
  • 奥さんは□曜日に趣味の講座に出かける。
  • 子供は塾通いで帰宅が遅い。

など、隣人が本気になって知ろうと思えば、これくらいの情報はすぐに知ることができます。

分からなくても隣人なら立ち話で聞くこともできますよね。たとえば奥さん同士で立ち話をしているときに「あなた何か習いごとしてるの?それ何曜日に行ってるの?」なんて会話があっても不思議ではありません。

生活パターンを知られているということは留守になる時間も分かるということですから、空き巣に入るにはとてもやりやすい状況です。

留守かどうか絶対分かる

これはいま紹介した生活パターンを知られているにつながるかもしれませんが、2階の窓から隣の家の玄関をこっそり見張っていれば、隣の家がどうかなんてすぐに分かります。全員が出て行くのを確認すればいいだけです。

またマンションの場合は壁に耳を当てていれば、外出したかかどうかわかりますよね。

隣人には留守を知られていると思った方がいいでしょう。

防犯対策を知られている可能性がある

隣人と仲が良ければ家に遊びに行くこともあるでしょう。そのとき玄関ドアや窓にどのような防犯対策が施されているか、内部を確認されている可能性があります

たとえばセコムはアルソックのホームセキュリティの場合、プランによってはすべての窓に開閉センサーがついていない可能性もあります。そうなるとホームセキュリティで防犯対策をしていても、全く効果がないのと一緒ですね。

信頼関係を逆手にとられる

隣人とは仲良くしたいと普通は考えます。

仲良くなっていろいろ話す中で、自分の家の状況を話す機会も出てくるかもしれません。たとえば「旦那が来月から単身赴任で3ヶ月ほど家を空けるの」なんて会話は普通にしそうですよね。

会話は信頼関係があってこそなのでしょうが、それを逆手にとられる可能性もあります。自分の家のプライベートな問題はある程度制限をして話すようにしましょう。

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隣人も空き巣になりえると考える

ここまで隣人による空き巣の犯行の可能性についてお伝えしてきました。

隣人とは仲良く付き合っていくべきですが、すべては信じない方がいいでしょう。隣人でも空き巣になる可能性がゼロではないと頭の片隅で忘れないようにしましょう。

ただそうはいっても隣人が空き巣に入ろうとすると防ぐのは難しいです。もし隣人による空き巣被害が心配なご家庭では、ホームセキュリティの導入を検討してみるのもいいかもしれませんね。

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