「私の家は空き巣に盗られるものはないから大丈夫!」なんて油断していませんか?
どの家でも空き巣の被害に遭う可能性がある
空き巣が狙う家はお金持ちの家?たしかにそれはあるかもしれません。豪華な家にはそれだけお金があるでしょうし、うまくいけばそれなりの成果がありそうです。
でも豪華な家はセキュリが固かったり、中の様子がうかがい知れないこともあり、空き巣は侵入を躊躇する可能性もあります。
空き巣が狙いを定めるのは実はお金持ちの家ではありません。
実際に空き巣被害に遭った家の声を集めると、狙われている家にはある特徴があります。それは防犯対策がなされていない家です。
一般家庭やどちらかというとお金持ちではない家では、「私の家なんか入っても何も盗るものないし」と空き巣が入らないと思い込んでいる節が強いです。
でも空き巣に入られて困るのは金品を盗まれることだけではないのです。
スポンサーリンク空き巣が入ったらどんな被害があるの?
では実際に空き巣が侵入したら、どのような被害があるのか考えてみましょう。
お金や宝飾品
真っ先に思いつくのはこれ。空き巣が家に侵入して狙うものといえば、お金と宝飾品です。特にお金は自由に使えますし足がつきにくいので空き巣にとっては好都合です。
宝飾品はどこかで売りさばいてお金に替える必要があり、お金に比べると自由度は低いです。
通帳と印鑑
空き巣が入っても意外と盗られないのが通帳と印鑑です。
超がつくほど大事なものなので、絶対見つからない場所にしまっているという理由もあるのでしょうが、通帳と印鑑を盗んでも銀行でお金を下ろす必要があり、確実に人に見られるのと防犯カメラに映ってしまいます。
またお金を下ろすまでの間に家人が銀行に連絡していたら、その場で捕まる可能性もあります。そういう意味では通帳や印鑑は盗まれにくいのでしょう。
ドアや窓ガラスの被害
意外と痛いのがこれです。
空き巣に侵入を許すということは、ドアやドアの鍵を破壊されていたり、窓ガラスを割られている可能性があります。そうなると壊された部分は早急に修繕しないといけませんし、窓ガラスの片付けも必要です。
ドアの鍵を交換する場合なら数万、窓ガラスも大きいものなら1万円以上しますので、盗られるお金よりも修繕費が高くつく場合もあります。
精神的な不安
そして私が一番嫌なのがこれです。
空き巣被害に遭うと「あの家は防犯対策が十分ではない」と空き巣に知られます。だって家の中を見られているわけですから、かなり詳しく分かってしまいます。
何か対策を講じないと再度空き巣の被害に遭う可能性があります。
また自分のプライベートな空間に土足で知らない人が入り込んできた事実が、家人を苦しめる可能性もあります。中にはトラウマになって精神的に参ってしまう人もいます。
一人暮らしで賃貸マンションに住んでいるときに空き巣被害に遭った場合は引っ越しする人も多いようです。
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まとめ
空き巣被害は何もお金持ちに限られるわけではなく、一般家庭でも十分に起こる可能性があります。ですから「自分の家には盗られるものはないから」と安心せずに、しっかり防犯対策をする必要があります。
空き巣の被害は何も金品に限ったことではありません。入られたという精神的な不安も起こる可能性があり、そうなると住み続けられなくなってしまいます。
まずは被害に遭わないように防犯対策をしっかり施すことが大切ですが、もし2回目があると考えて必ず対策を立てるようにしましょう。