空き巣被害に遭いやすい曜日には実は傾向があります!
今回は空き巣が入りやすい曜日について警察庁のデータを元に検証します。
空き巣被害は曜日によって多い少ないがある
タイトル通りなのですが、空き巣被害には曜日によって多い少ないがあります。
しかも曜日を見ればその対策を考えることもできます。
警察庁が平成26年に発表しているデータをグラフ化すると、空き巣の発生曜日別認知件数はこのようになりました。
土日には少なく、平日は金曜日が多いことが分かります。
スポンサーリンク空き巣の曜日別対策は?
では実際に曜日別のデータの分析と対策を考えていきましょう。
空き巣は土日には少ない
これは棒グラフを見ると一目瞭然ですよね。
なぜ空き巣は土日には少ないか。それは土日は休みの人が多いため在宅しており、「空き巣」になっていないからでしょう。
そりゃそうですよね。
ちなみに土日にすべての侵入盗が少ないかと言われればそうではなく、夜中の寝静まったときに侵入を試みる忍び込みの犯罪は土日にやや多い傾向にあります。
土日にできる対策としては、家族で買い物に出かけたり、旅行に行くときなど、家を空けるときには必ずすべての窓やドアの施錠を確認しましょう。
あと土日に旅行に行く際には、郵便ポスト(郵便受け)に郵便物や新聞が溜まっていると明らかに留守と見抜かれてしまいますので、郵便局や新聞配達所に電話してその日は配達を止めるようにしましょう。
平日の対策の鍵は金曜日にあり
平日は仕事、学校で家を空けることも多いです。ですから土日に比べると空き巣の被害は多くなります。
対策としては出かけるときにはすべての窓やドアにに施錠を怠らないことは基本中の基本ですので必ず出かける前にチェックしましょう。
また意外と危ないのが、専業主婦が夫や子供を見送ってからです。
近くのスーパーに行く間、やゴミ出しをするちょっとした時間、家の前で近所の人と立ち話をするときなど、ほんの少しの間出かけるときにもしっかり鍵をかけているでしょうか。
実際、近所の人と立ち話をしている間に無施錠の家に空き巣被害に遭ったケースもあります。
ですからどんなときでも出かける際には窓やドアの施錠を心がけましょう。
あと金曜日に被害がやや多いので、週末になると気が緩むのでしょうかね。そのあたりもデータを見れば理解できると思いますので、「週末は空き巣が多いんだ」としっかり意識して対策しましょう。
データを見ると空き巣被害に遭う曜日をご理解いただけたと思いますが、空き巣被害が心配なご家庭では、ホームセキュリティの導入を検討するのもいいかもしれませんね。