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空き巣の侵入手口で最多は意外にも◯◯って知ってましたか?

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空き巣や泥棒が家に侵入する手口はいろいろありますが、実はある手口で侵入しているのが一番多いのをご存知ですか。

いますぐ対策できるその手口とは?空き巣対策を考えておられる方は必見です!

目次

空き巣の侵入手口はいろいろ

近年凶悪事件が増えて、自宅の防犯対策を考えている人は多いと思います。そこでみなさにお聞きしたいのですが、空き巣の侵入手口と聞いてどんな方法をイメージしますか?

最近よく耳にするのは玄関ドアの鍵穴に特殊な器具を差し込んで解錠するピッキングや、穴を開けて玄関ドアのつまみを回すサムターン回しなどがあります。

他にも玄関ドアをバールでこじ開けたり、ガラス破り、あと凝ったものでは合鍵を使って侵入する手口もありますね。

ではこの中で一番多いのはどの手口か分かりますか。

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空き巣の侵入は心の隙が生むもの

実は正解はこの中にはありません。

警察庁のホームページに「手口で見る侵入犯罪の脅威」というページあり、そちらを見ると平成27年の侵入窃盗の手段の統計は以下のようになっています。

◆一戸建て

  1. 無締り(無施錠) 46.5%
  2. ガラス破り 36.9%
  3. バールなどを使ったドア錠破り 2.8%
  4. ピッキングサムターン回しなどのその他の施錠開け 1.8%
  5. 合鍵 1.6%

◆マンションや団地などの共同住宅(3F以下)

  1. 無締り(無施錠) 44.7%
  2. ガラス破り 34.8%
  3. 合鍵 6.4%
  4. ピッキングサムターン回しなどのその他の施錠開け 2.8%
  5. バールなどを使ったドア錠破り 1.7%

◆マンションや団地などの共同住宅(4F以上)

  1. 無締り(無施錠) 41.3%
  2. ガラス破り 19.2%
  3. 合鍵 15.4%
  4. ピッキングサムターン回しなどのその他の施錠開け 4.5%
  5. バールなどを使ったドア錠破り 1.8%

データ引用) 手口で見る侵入犯罪の脅威 – 警察庁

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データから見えてくる空き巣の行動の特徴

この数字を見ると興味深いことがふたつありますね。

ひとつは一戸建てとマンションの低層階、マンションの高層階など、どんな住宅かによって侵入手口の割合が変わること。割合に応じた対策をすれば、防犯効果が高いことが分かります。

もうひとつは今回のメインテーマですが、空き巣の侵入手口の1位は無締り(無施錠)で約半数を占めています。つまり玄関ドアを壊されたり、ガラス窓を破ったりして侵入しているのではなく、施錠されていないドアや窓から侵入しているということです。

これは本当に驚きです。

これを見たとき「私はドアも窓も鍵をちゃんとかけているから大丈夫」なんて思いませんでしたか?

でもよく考えてください。

  • ゴミステーションまでゴミを捨てに行く間
  • 隣の家に回覧板を届けに行く間
  • 近所のスーパーに行く間
  • 向かいの奥さんと話している間

すべてのドアや窓に施錠はしていますか?ここでいう「すべてのドアや窓」には2Fも含まれます。空き巣は1Fからの侵入が多いですが、2Fから絶対入らないわけではありませんので。

そうやって考えると、「ちょっと出かける間は施錠していない窓はあるなぁ」という方がほとんどではないでしょうか。ぜひ気をつけましょう。

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まとめ

空き巣の侵入手口で一番多いのは無締りです。ですから、無締りさえなくせば、空き巣の侵入の半分は減らせる可能性があるということです。これなら今日この瞬間からできますね。

無締りで外出することは、それだけリスクがあるということを心に留めておきましょう。

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