家の防犯マスター– Author –
家の防犯マスター
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強盗を返り討ちして取り押さえることはできる?
空き巣や泥棒などの犯罪について自宅に強盗が侵入してきたとき、強盗と戦う?それとも? 私たちがとるべき行動はどれがいいのでしょうか。 【ニュースで伝えられる美談】 時々こんな話題がニュースで取り上げられています。 「今日◯時頃、△△市の□□さん宅に強盗が押し入りましたが、□□さんが近くにあった棒を振り回したところ、男は何も盗らずに逃げていきました」 こういう話の場合、だいたい抵抗しているのが高齢者であることが多く、「おじいちゃん、すごい!勇気あるなぁ」とニュースを見た人は美談としてとらえます。 でも強盗が押し入ったと... -
ホームセキュリティの自作をおすすめしないたった1つの理由
ホームセキュリティサービスについてホームセキュリティを自分で作り上げることは可能です。 でも自作のホームセキュリティは絶対におすすめしません。その理由とは? 【ホームセキュリティシステムは市販されている】 ホームセキュリティといえば警備会社と契約して、いろいろな機器を取り付けてもらう必要があるので、少し前ならすごく高価な物とされていました。 でも最近ホームセキュリティのシステムが市販されるようになりました。市販と書くと分かりにくいかもしれませんが、他の電化製品と同じように普通に販売されているという意味です。 有... -
強盗の検挙率は高くても被害者が喜べない理由
空き巣や泥棒などの犯罪について強盗の検挙率をご存じですか? 日本の強盗の検挙率は高いのですが、被害者にとっては喜ばしいことではないのです。 【強盗の検挙率】 強盗の検挙率は日本ではどれくらいか想像できますか? 日本の強盗の検挙率は80%弱と高い数字となっています。100件の強盗が行われれば、80件近くは解決するのですからこれは日本の警察の努力の賜物でしょう。 強盗の中でも住宅に押し入る侵入強盗の検挙率も同程度です。 こんな高い数字なので、被害者もハッピーエンドで安堵の瞬間を迎えていると思いきや、実はそうでもない事情... -
空き巣被害で警察はどこまで私たちのために動いてくれる?
空き巣や泥棒などの犯罪について空き巣被害に遭えば、私たち市民の頼みの綱は警察だけです。 でも空き巣被害で警察はどこまで私たちのために動いてくれるのでしょうか。 【侵入窃盗犯の検挙率】 日本では年々減少しているとはいえ、46000件以上の侵入窃盗が認知されています。認知されている数がこれなので、少額のお金を盗られて気づいていないものを含めればもっと多いかもしれませんね。 そして気になる侵入窃盗の検挙率ですが50%弱だと言われています。 50%弱。この数字が大きいと感じるか小さいと感じるか人次第でしょうが、私は「少ない... -
空き巣被害の件数は減少してるけど全く安心できない理由
空き巣や泥棒などの犯罪について空き巣被害の件数は年々減少しています。 でも安心できないどころか、危険が増えているという人もいます。 その理由とは? 【空き巣被害の件数は年々減少】 空き巣など侵入窃盗の認知件数はここ10年でぐんと減ってきています。 ピークの平成14年には30万件を超えていましたが、平成27年には46091件と、ピーク時の約15%ほどの件数になりました。 出典:警視庁住まいる防犯110番 「こんなに減っているのなら空き巣被害に遭うことはないよねぇ」と考える人がいるかもしれませんね。 でもよく考えてみてください。減... -
空き巣対策で金庫は使うべき?盗難防止の正しい使い方とは?
防犯グッズについて空き巣対策として自宅に金庫を用意する家は多いです。 ただし金庫は正しく使わないと意味がありません。 【金庫を使っている家は意外と少ない?!】 みなさんは自宅に金庫を設置していますか?実は私は家に金庫を置いていません。 金庫に隠すような大事なものがないわけではありません。私の家にも通帳や印鑑、パスポート、マイナンバーカードなど、絶対盗られてはいけないものはたくさんあります。 ただ金庫を使うメリットとデメリットを考えたときに、デメリットの方が大きいと思ったのでいま現在は使用していな...